琉球大学 出前講座(自然環境 観光 考古学 歴史 奄美 薩摩 復帰 アジア太平洋島嶼研究センター)
2007年 11月 23日
微笑みかけてくれるようになった久留です(^^)
朝、メールチェックしていたら私にこのようなメールが、届いていましたので
どうせ『紹介してくれ』ということでしょう(^^) ご紹介しますね♪
「琉球大学アジア太平洋島嶼研究センター第2回出前講座」
及び「奄美・沖縄島嶼経済フォーラム」
◎ 日時:平成19年11月24日(土)9:30~17:30
◇ 「出前講座」(9:30~12:00)
◇ 「奄美・沖縄 島嶼経済フォーラム」(13:30~17:30)
◎ 場所:大島高等学校和親館3F
◎ 交流会(18:30~20:30)
・場所:奄美サンプラザホテル3F
・会費:3,500円
とう‐しょ【島嶼】とは?
《「島」は大きなしま、「嶼」は小さなしまの意》大小のしまじま。しま。[類語]島
これだけの素晴らしい講師の先生が、一同に揃い、奄美の歴史やこれからの観光
について学べる機会は、なかなかないと思われます。
是非、お時間をつくって聞きに行きましょうね♪
(資料:ワードをコピーしました)
琉球大学同窓会奄美支部20周年記念行事
「第2回出前講座 in 奄美」
「奄美・沖縄 島嶼経済フォーラム」
国立大学法人琉球大学
アジア太平洋島嶼研究センター
【趣 旨】
琉球大学は開学以来、地域特性を活かし、地域に開かれ、国際交流を推進する特色ある大学づくりをめざして参りました。その過程で、本学のこれまでの島嶼に関する学問的蓄積を総合化、高度化させる研究拠点として「アジア太平洋島嶼研究センター」が平成13年度に設置されました。
アジア太平洋島嶼研究センターは、沖縄・奄美及びアジア・太平洋地域の島嶼を研究対象として、文理融合型の新しい研究方法で島嶼の自然環境、社会環境・人間環境に関わる種々の課題を包括的に研究する学内共同施設であり、島嶼地域の抱える諸問題を解明・克服して島嶼の持続可能な開発に資する新しい学問体系としての島嶼学の確立をめざしています。
琉球大学は、地域社会から多大な支援を得ながら、教育や研究の成果を積み重ねてきました。ここにその成果の一部を社会に還元することは重要な責務であり、その方法の一つとして奄美において出前講座(公開講座)を開催することになりました。
去る5月に奄美での第1回出前講座を実施しましたが、今回は琉球大学同窓会奄美支部20周年記念行事の一環として実施します。どなたでも学習できる一般講座として用意しました。多くの方々がこの講座を通して生涯学習をお楽しみいただいて、自分発見・地域発見につないでもらい、潤いのある日常生活につながる講座になることを願っております。
また、今回の琉球大学同窓会奄美支部20周年記念行事として、奄美市において、琉球列島の島々の特性を活かした社会・経済の発展を目指し、「奄美・沖縄 島嶼経済フォーラム」を開催する運びとなりました。歴史的経緯を踏まえつつ10年後の道州制導入を見据えて、奄美と沖縄との連携強化に資することにあります。特に、今回は経済の視点を中心に議論し、交流の中から双方の発展を期するものとします。
【実施内容】
1.目的 琉球大学アジア太平洋島嶼研究センターの「第2回出前講座 in 奄美」を軸に、「~奄美・沖縄~ 経済フォーラム」として講演会及びパネルディスカッションを実施する。対象は、高校生及び一般市民とする。また、沖縄・奄美の多くの商工会の参加をベースに、島嶼経済をテーマにした情報交換ならび連携・交流を促進する「場」とする。
2.日時 平成19年11月23日~25日(メインは24日)
3.場所 鹿児島県立大島高等学校多目的ホール(和親館3F、鹿児島県奄美市)
4.主催 琉球大学 アジア太平洋島嶼研究センター(センター長:大城 肇)
5.共催 琉球大学同窓会奄美支部、奄美群島広域事務組合、奄美大島商工会議所、沖縄県商工会連合会
6.参加 高校生をはじめ、多くの若者達の集客を図る。また、一般市民も気軽に参加できるような出前講座とフォーラムにしたい。
7.内容 11月23日(金) 奄美到着/島内視察
11月24日(土)
(前半)09:30~12:00
○琉球大学アジア太平洋島嶼研究センター第2回出前講座
(1)藤田陽子先生(法文学部准教授)・・・奄美の環境について
(2)遠藤聡志先生(工学部教授)・・・情報工学から見る奄美の観光
(3)後藤雅彦先生(法文学部准教授)・・・考古学から見る奄美
~ 奄美の特に若い方々に聴いて頂きたい講座です ~
~ 自然環境関連、情報観光関連、考古学関連 ~
(後半)13:30~17:30
○「奄美・沖縄 島嶼経済フォーラム」
(1)主催者あいさつ・・・平 啓介(琉球大学副学長)
(2)来賓あいさつ・・・平田 隆義氏(奄美市長)
(3)基調報告:稲村 公望氏 (中央大学大学院客員教授:元郵政公社常務理事)
~ 日本の潮流、島嶼経済な展望、奄美の将来 ~
(4)基調報告:上原 良幸氏 (沖縄県企画部長)
~ アジアゲートウェー沖縄、道州制の行方、沖縄の将来 ~
(5) 記念講話:陳 延輝氏(國立臺灣師範大學教授)
許 光輝氏(國立臺灣警察大學校助教授)
(6)パネルディスカッション
◎テーマ:「奄美の発展と沖縄・奄美の交流」
◎コーディネータ:島田勝也氏
◎パネリスト:有村 忠洋氏(名瀬港運代表取締役)
浜田 太氏(自然写真家)
仲尾 清和氏(沖縄県商工会連合会事務局長)
大城 肇 (琉球大学アジア太平洋島嶼研究センター長)
(7)大交流会:18:30~20:30 奄美サンプラザホテル 3F(会費制 3千円)
11月25日奄美発/那覇着
8.その他 ・琉球大学としては、毎年、実施したいと考えています。
9.連絡先 琉球大学アジア太平洋島嶼研究センター
TEL:098-895-8230
10.メモ
鹿児島県奄美群島は2003年12月25日、米軍政下から日本に復帰して50周年を迎えた。群島の人口は有人8島の14市町村で計約13万人。半世紀で約9万人減少。大島紬などの産業は低迷し、道路、港湾などの公共事業にも陰りが出ていると言われている。
少し歴史を振り返ってみる。1945年第二次世界大戦が終結し、46年に奄美・沖縄等が日本本土と分離された。米軍政府は臨時北部南西諸島政庁、50年奄美群島政府ができた。51年奄美大島日本復帰協議会結成し、52年に日米講和条約(サンフランシスコ講和条約)が施行され、奄美群島政府を廃止。琉球政府発足、奄美地方庁開庁。そして、53年に沖縄よりも一足はやく日本復帰(奄美群島返還日米協定調印)を果たすことになる。
もっと歴史を遡ってみると、奄美は1266年に琉球王に入貢したとあり、その時から奄美と沖縄は深い関係が始まる。しかし、1609年、薩摩は奄美の島々を経て琉球に侵攻した。それ以来、奄美は薩摩藩、鹿児島県となるのである。
そして、1609年から400年目という歴史的節目が2009年にめぐってくることになる。